泌尿器科
切迫性尿失禁(その3)
今回は切迫性尿失禁の治療についてお話したいと思います。
このタイプの失禁でメインになる治療は内服薬です。
以前にお話しましたように、膀胱の過敏な収縮によって失禁が起こるため、膀胱の刺激を取り除く薬を使用します。この薬を使用する時の注意点は、副作用として便秘や口渇が起こる事です。いずれも程度の問題で、ごく軽度の副作用の場合は様子をみながら内服を続ける事もあります。膀胱の収縮を抑えすぎて、尿の出が悪くなる事、残尿が増加する事もありますが、女性の場合はこの症状はあまり起こりません。また緑内障がある場合は内服できません。この種の薬は現在新薬の開発も盛んで、より効果が高く副作用の少ない薬が発売されています。
内服薬以外の治療では行動療法を行います。この治療は簡単に言うと膀胱の訓練、生活習慣の見直しを行う事で排尿をコントロールする方法です。飲水量を調節したり、排尿を少し我慢する事で徐々に膀胱容量を増やす治療ですが、ある程度持続しないと効果が出ません。

日本泌尿器科学会専門医
C.U.クリニック
院長 桑原 正憲
住所/飯塚市伊岐須
TEL/0948・23・1249
副院長 多田 勝
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