心療内科
思春期の課題(その114)
思春期に体験する過去との決別とは、幼児期の満足様式の断念と言い換えることが出来ます。
勘の良い方は、甘えの断念と同じことだと思われることでしょう。混同してはならないことがあります。それは、人に頼ることと甘えは違うものだということです。
自分で出来ることの範囲で、十分に自分の力でやれることをおろそかにしたり放置したりしてしまうことは、いわゆる甘えと考えることが出来るでしょう。しかしながら、しなければならないことが何であるかを理解できても、それを自分だけの力で何処までどのように出来るかが本当には掴みきれていない不器用な子ども達もいます。
この様な不器用な子ども達は、何度も失敗をしてしまい注意指導を受けることが多く、自信を失い消極的になりすぎたり、自分流のやり方で勝手にやってしまい結果を出せないこともよくあり、「何故、やらないのか」「何故、勝手なことをしたのか」などと、注意を受けたりすることも多くあります。
子どもはさらに自信を失うことになります。それで、不器用な子ども達に見られるように、人に頼りながら自分のやり方と限界を学ぶことによって甘えの断念が可能になるのです。

心のクリニック・飯塚
子どもセンター所長 白石 潔
住所/飯塚市菰田西(JR飯塚駅前)
TEL/0948・24・1515
子どもセンター所長 白石 潔
住所/飯塚市菰田西(JR飯塚駅前)
TEL/0948・24・1515








